渡硝子の性感快楽駆け込み寺

渡硝子の性感快楽駆け込み寺
2006 9.1 Renewal
2018.9.24 Update
本ページはアダルトカテゴリーです。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

体験談

No.27-1

見えなくとも伝わる気持ち(前編)

・文章は基本的に書き易さの関係で「だ・である調」で書いています。
・本文章の掲載にあたり、相手の女性の許可を得ております。


渡硝子の駆け込み寺活動で、初めて盲目の方をエスコートさせていただいた。

このような経験のある方自体が希少だと思われるため、前編ではエッチ系の話はひとまず置き、そこに至るまでの手記を中心に書かせていただこう。

(とりあえずエッチ編が読みたい方はこちらへどうぞ)


まず渡硝子の入力フォームからいただいた内容の出だしがこれだった。


「最初にお伝えしておきますが、わたしは視覚に障害があり目が見えません。
では、なぜメールを書くことができるのかとよく尋ねられますが、今はスマホもしゃべる時代ですから、いろいろな方法があるのです」


いまこの場を借りて言います。ごめんなさい。この文面から始まる結構な長文のメッセージを見たときから、正直言いまして視覚云々に関する件については半信半疑でした。

だって、私がスマホで書く文章以上にしっかりしているんだもの!!
プライベートなメールですので文面をあまり公開することはしないけれど、まず日本語的な失点がほとんどない。変換ミスもほぼ皆無。段落分けも適度に出来ている。ときどき(笑)とか「☆」が文面に入っている。
こんな気の利いた文面を音声入力で書けるものだろうか?

それにウチのサイト、入力フォームの選択や書き込みはバリアフリー対応として作ったわけでもない。あれも無事打ち込めたとのことだが…。


まぁ、相手の目が見えるか見えないかは渡硝子の駆け込み寺にとっては関係ない。
こちらは女性のリクエストを真摯に受け止め、ご期待に応えるのみ。


しかし、そうは言っても、正直に言うといろいろ不安ではあった。
渡硝子はこれまでにセックスボランティアのNPO法人に所属していたこともあるのだが、その当時は知能障害系とか交通事故で手や脚が片方(もしくは両方)ないとか、そういう女性のお相手が多く、実は盲目の方というのは今回が初経験になるのだった。

見えない方をお相手させていただく場合、どういったことに気を付ければ良いのだろう?
待ち合わせ場所からホテルまでのエスコート?
それ以前に、どういうところが待ち合わせ場所としてふさわしいのか?

いろいろと不安ではあったが、彼女がメールで「視覚障害については、わからないことは遠慮なくなんでも聞いてください」というので、ひとまず安心。
とりあえず待ち合わせについては彼女に合わせることにした。

待ち合わせ場所は、階段を上がったところの駅の入り口。
それこそ段差を上がってくるわけだが、大丈夫なんだろうか…。
(こういうのも偏見なんだよね。ごめんなさい。でも、こちらにしてみれば初めてのことなので、いろんなことについて不安になるものです)

待ち合わせに際しては、「常に持っている白い杖」を目印にしてほしいとのことだった。
駅などでたまに見かけるあれ。
あれを持って来るならば、視覚障害というのは本当なのだろう。
もはや疑う余地もない。
不安と期待で胸が高まるが、ともかく相手の女性を不安にさせないことだ。
今日はとにかくそれを第一義に考えることにしよう。

実際に女性は白い杖を携えて階段を上って待ち合わせ場所にやってきた。
声をかけると、すぐに私だと分かってくれる。
ルックスは至って普通で、ちょっとカワイイ系の外観。
自分の姿も普段見えないだろうが、よく髪型も整え、ルックスに気を遣っているのが分かる。
その杖を持っていなかったら、視覚障害があるなんて一切分からない。

さてしかし、どうやってエスコートするものなんだろうか?
とりあえず、杖を持っている方とは反対側の手を繋ぐ。
そして少し世間話しながら歩いていく。
誰かと手を繋いで歩くのは、実は結構久々だった。

通行人、信号、段差。
普段はあまり気にしたことがないものが、とても敏感に気にかかる。

信号に至っては普段無視しまくっている私だが、今日はそういうわけにもいくまい。
駅前でも音の鳴らない信号が意外に多いのだということを、私はこの日あらためて知った。
とにかく「そこ、段差です」とか声をかけつつ、何とか安全に導いていく。

これでいいんだろうか?
それともヘンに気を遣い過ぎだろうか?

普段は白い杖の人を見ても「せいぜい歩行の邪魔にならんよう道を開けんと」とかしか考えたことがない。
こういうときの模範的な対応方法を少しは学校で教えたらいいのになぁとか、しょうもないことを考えつつ、足取りはホテルへ。

ホテル内も要注意。何せ入口、ドアから部屋など段差だらけである(ラブホは特にこれが多い気がする)。

何とか無事にホテル内にたどり着けたとき、これでようやく目の前の女性の肌に触れ、抱けるのだと思うと、手を繋いでいた時間の分だけ、何だか愛おしさがこみ上げてきた。

後編に続く)

 

駆け込み寺 各種SNS窓口

渡硝子とお友達になりませんか?LINETwitterを会話用の窓口として用意しています。
以下ボタンよりお気軽に友達申請お願いします。

友だち追加 渡硝子twitter 

駆け込み寺ご相談窓口

渡硝子へのメール・性生活の悩み相談・文章の投稿・サイトへのご意見等はこちら

駆け込み寺メールフォーム渡硝子にメールを送る

トップページに戻るトップページに戻る

inserted by FC2 system